外交部が、台湾のWHA参加を支持する友好国が例年ほど多くないことを明らかにした。世界保健機関(WHO)の年次総会、第70回世界保健総会(WHA)は5月22日から31日までスイスのジュネーブで開催される。インターネットでの参加申し込みは5月8日に締め切られるが、台湾への招待状はまだ届いていない。
外交部の王珮玲・報道官は25日、政府はこれまでに、アメリカなど理念の近い友好国、および国交樹立国に、口頭や書面で世界保健機関に対して、台湾の継続的な参加を支持する立場を伝えるよう働きかけてきたほか、中華民国の在外公館にも、世界各国に対して、伝染病の防止などに国境はないことを説明すると共に、世界保健機関は全ての人の健康という普遍的な人権を追求する目標に基づいて、台湾のWHA参加を受け入れるべきだと主張するよう指示してきたという。
王・報道官はその進捗状況について「国際社会で台湾の理念を認めた国は少なくないが、台湾への支持取り付けを求めるプロセスの中で、例年ほど順調ではないことが分った」と述べた。
一方、台湾はアメリカと、25日から台北で四日間の日程で「デング熱、ジカ熱、チクングニア熱鑑別診断国際ワークショップ」を行っている。アメリカの対台湾窓口機関、AIT・アメリカ在台湾協会のジェームズ・モリアーティ理事長は、開会あいさつの中で、特に台湾のWHA参加問題に触れ、「われわれは台湾が今後も国際社会で有意義で実質的な貢献をすることを支持している。過去8回参加した世界保健総会への台湾のオブザーバー参加を歓迎すると共に、台湾が今後もこの重要な会合に参加できるよう期待している」と述べ、台湾のWHA参加を支持する立場を示した。トランプ大統領就任後、アメリカの要人が公の場で台湾のWHA参加を支持する発言を行ったのは初めて。