馬英九・総統が、台湾海峡両岸関係は進展しているが、戦いへの備えを怠ってはならないと強調した。
馬英九・総統は26日、2014年度下半期の、陸・海・空軍将官の昇任通達及び任命式に出席した。馬・総統は挨拶の中で、「今年は黄埔軍官学校創立90週年、つまり国軍の建軍から90年目にあたる。国軍は良き伝統を継承するために努力し、黄埔精神を発揮してほしい」と述べた。また、国軍における女性の割合がますます増え、多くの女性士官及び下士官が、事務のみならず、戦闘部隊においても華々しく活躍していると称えた。
馬・総統は、「過去数年間、国防は武力のみに頼ってはならず戦略が必要だと訴えてきた。国家の安全保障政策である『3つの防衛ライン』にも、両岸関係の制度化が含まれている」と主張、「中国大陸で対台湾政策を担当する中共国務院台湾事務弁公室の張志軍・主任が来台し、台湾の対中国大陸政策担当者と互いに双方の役職で呼び合うなど、両岸関係は実質的な進展を見せているが、中共の台湾海峡に対する軍事的配備は変わっていない。国軍は戦いへの備えを怠ってはならない」と強調した。
馬・総統は、志願兵の募集について、「国軍は優秀な人材の加入による戦力向上と、人材の合理的な運用によるコスト削減が求められている」と述べた上で、今年度の志願兵募集が目標の78%に達しており、国軍兵士を目指す青年が増えているとして、志願制の成功に自信を見せた。