「言論の自由の日」に、蔡英文・総統が民主は自らが奮闘することで得られるものだと強調した。7日は台湾で新たに定められた「言論の自由の日」。蔡英文・総統は午前に、この日を設けるきっかけとなった鄭南榕氏の死去から28年の追悼式典に出席した。
鄭南榕氏は1989年、言論の自由が制限されることに抗議し、逮捕される直前に焼身自殺を遂げた。当時の立法院は全面的な改選がまだ行われておらず、総統の直接選挙も実現していなかった。刑法100条と反乱防止条例は人々の言論の自由を制限していた。蔡・総統はこれらについて説明した上で、28年後の今日、総統は直接選ばれるようになり、三度の政権交代も平和裏に実現したと指摘、世界は台湾に対して経済の発展と共に、民主の成果という印象を持つようになったと強調した。
鄭氏が命を絶った4月7日を「言論の自由の日」にすることは蔡・総統の公約で、蔡・総統は苦労して手にした自由と民主、公平と正義をこれからも断固守っていくと述べた。
蔡・総統は、「この国定記念日に我々は皆で思い出そう。自由と民主は空から降ってくるのではなく、それを得るには我々がこの両手で奮闘せねばならないことを。外部の環境は変化するが、最も重要なのは我々自身の意思と決意なのだ」と述べた。