米国ホワイトハウスの高官が、米国のトランプ大統領と中国大陸の指導者・習近平氏の会談で、「一つの中国(一中)」原則に関する取引は行われないとしている。米国のトランプ政権で、アジア政策を担当する国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長であるマット・ポティンガー氏は5日、米国に駐在する外国人記者を対象にした記者会見で、6日と7日に行われるトランプ大統領と、中国大陸の習近平氏との会談のスケジュールと内容について説明した。
この中で、ポティンガー氏は、トランプ大統領は今年2月に、「米国の『一つの中国』政策」を重ねて確認しており、習近平氏との会談で、対北朝鮮政策、一つの中国政策、そして台湾向けの武器売却をめぐる、いわゆる「取引」は行われないと指摘した。ポティンガー氏は、米国の「一つの中国」政策は、米国と中国大陸との三つの共同コミュニケ、ならびに台湾関係法に合致していると話した。
これに対し、外交部の王珮玲・報道官は6日、米国が台湾関係法に基づく約束を守るとする発言を歓迎すると述べた。トランプ大統領と習近平氏との会談について外交部は引き続きこれを注視する他、米国は会談前と後に、台湾にその内容などを報告することになると説明している。