柯文哲・台北市長が、台湾の外交はほぼ「窒息状態」だとし、中国大陸による圧力に対応するため、台湾海峡両岸の関係についての新たな論述が不可欠との見方を示した。柯文哲・台北市長はこのほど、マレーシア、タイ、インドを訪問して各国の都市行政を視察、1日にはインドのニューデリーにあるインド門を参観した。
柯・台北市長は参観を終えると今回の外遊で得た感想を発表、観光やソフトパワー、産業をいかに強化し、発展させるかについて述べた他、台湾の外交上の苦境に触れたことが注目を集めた。
柯・台北市長は、台湾ではそれほど感じなかったが、外遊すると台湾の外交空間がほぼ「窒息状態」にあることがわかると強く懸念、機会があれば中国大陸側とこの問題で話し合えることを希望する立場を明らかにした。そして柯・台北市長は、台湾では自由民主が定着し、自らの考えがある中、圧力をかけるだけでは台湾の問題を解決することは無理だとし、両岸の関係をいかに処理していくかについては新たな論述が不可欠との見方を示した。柯・台北市長は、今年6月に台北市と中国大陸・上海市との都市フォーラムが開催されるまでに自らの新たな考えを提示するということ。