総統府が、「ひまわり学生運動」は台湾の民主を深めたマイルストーンだと評価した。「ひまわり学生運動」は2014年3月に立法院の議場を学生たちが中心となって占拠した事件で、中心人物だった林飛帆氏、陳為廷氏、そして現在では野党・時代力量の代表を務める黄国昌・立法委員ら22人が公務執行妨害などで起訴されていたが、台北地方裁判所は31日、いずれも無罪の判決を言い渡した。
総統府の林鶴明・報道官は判決を尊重するとした上で、「ひまわり学生運動は台湾の民主をいっそう深めたマイルストーンであるのみならず、公民社会の全面的な台頭と実践であり、この新たな民主の波は自由民主と公平正義の価値観を公共の行政に根付かせた。そしてさらに、国民の福祉の全面的な向上をもたらした」と述べて評価した。
台北地方検察署は2015年2月に捜査を終了、台湾海峡両岸サービス貿易協定をめぐる抗争事件から生まれた3つの事件について、立法院の占拠で22人、行政院突入で132人、台北市政府警察局襲撃で4人を起訴したが、林全・行政院長は昨年5月20日、新政権発足後ただちに被告126人に対する親告罪の刑事告訴の部分は取り下げた。