国立故宮博物院が4月に開く、「印象派オルセー美術館30周年展覧会」の作品の梱包を解く作業が31日に行われた。この展覧会ではフランスのオルセー美術館の収蔵する、ミレーの『落穂拾い』、ゴッホの『正午の休憩(昼寝)』など、世界の名画69点が展示される。『落穂拾い』とルノワールの『ピアノを弾く少女』は過去に台湾で展示されたことがあるものの、世界的な名作でやはり注目を集めている。
また、ゴッホの『正午の休憩』は初めて台湾で展示される。これはゴッホが亡くなる1年前に、ミレーの作品を模写したもので、アジアでの公開はこの展覧会が先ごろ韓国で開かれた時が初めてだった。
国立故宮博物院の鄭治桂・顧問は、ゴッホが亡くなる前の年に病院で描いたもので、いわば「暇つぶし」の作品だとする一方、ゴッホが改めてミレーを敬う気持ちが感じられる他、ミレーのパステル画に対してゴッホは油絵で描いており、ゴッホ自身の主観的な感情が映し出されているとその意義を強調した。
これらの作品以外に、モネ、セザンヌ、ゴーギャン、ドガ、ドラクロワなど19世紀の欧州における印象派の代表的な作品が一度に展示されるこの展覧会は4月8日から7月24日まで、台湾北部・台北市の故宮博物院で開催される。