林全・行政院長が、台湾高速鉄道全区間でのWiFi環境を夏のユニバーシアードまでに整備するよう指示した。行政院科技会議オフィスは30日の閣議で、「公共スペースと公共交通機関でのiTaiwan無線インターネット環境向上計画」を報告した。この計画を推進する上での重点は、台湾新幹線こと台湾高速鉄道の全線で4Gと呼ばれる第4世代の移動通信とWiFiによる無線インターネットの環境を今年夏、台湾北部・台北市などで学生のオリンピック、ユニバーシアードが開かれるまでに整備すること。また、iTaiwanのホットポイントのカバー率を高め、北の空の玄関口、台湾桃園国際空港や台北松山空港、台湾高速鉄道、桃園メトロ空港線、高速道路のサービスエリア、国家風景区、ユニバーシアードの試合会場などへと広げる。
行政院の林全・院長は報告を聴取後、この計画は先ごろ行政院が打ち出した、「未来を見据えたインフラ建設計画」のうちの「デジタル建設」を加速するもので、これにより都市部と地方間でのインターネット利用の格差をなくし、ブロードバンドのサービスをどこでも使えるようにするというビジョンが実現されると期待した。
台湾高速鉄道は開業してちょうど10年。林・行政院長は、トンネル部分のケーブル装着工事も5月には始まると説明、8月に開幕するユニバーシアードまでに全区間でのWiFi環境を整えるよう指示した。