行政院大陸委員会は、台湾の人権運動家の李明哲氏が中国大陸で逮捕されたことについて、中国大陸側に説明を求めた。
大陸委員会の報道官を兼務する、邱垂正・副主任委員は29日、中国大陸側が迅速にこの事件について説明を行い、李氏の家族に李氏の安否を知らせるよう希望すると表明した。また、大陸委員会としては、李氏の人身の安全と人権の保障のため、李氏の家族に積極的に協力していくと語った。
李明哲氏は、文山コミュニティ大学のプログラムマネージャーで、人権運動にも携わっている。今月19日、マカオに入り、そこから中国大陸の広東省広州に向かったはずだったが、中国大陸に入ってから連絡が途絶えている。
中国大陸の国務院台湾事務弁公室の馬暁光・報道官はこれについて、29日の定例記者会見の中で、中国大陸で連絡が途絶えている民進党の元職員である李明哲氏は、「国家の安全に危害を与える活動に従事した疑い」で、関係部門の調査を受けており、健康状態は良好だと明らかにした。中国大陸側が李氏について発言するのは、19日に連絡が取れなくなってから初めてのことだ。ただし、李氏がどこにいるのかについては、明らかにしなかった。