台北地方裁判所は28日、与党・民進党の柯建銘・立法委員が、馬英九・前総統を機密漏洩で訴えた裁判で、馬・前総統に無罪の判決を言い渡した。
柯建銘・立法委員は、馬英九・前総統が総統在任中の2013年9月1日未明、秘書を通じ、当時検察総長だった黄世銘氏を官邸に呼び寄せ、当時の王金平・立法院長が柯・立法委員が被告となっていた裁判の口利きを行っていたという捜査機密や、その通信記録を提供させた上、9月11日には記者会見を開き、柯・立法委員が口利きを求めたと指摘したと説明、台北地裁に対し、馬・前総統を機密漏洩及び名誉毀損などの罪で訴えていた。
なお、台北地裁検察署が機密漏洩について起訴した件は、別件として扱われ、4月14日、初公判が行われる予定となっている。
黄世銘氏は、機密漏洩の罪で、2015年、台湾高等裁判所から、懲役1年3ヶ月、罰金台湾元45万元の判決を下されており、台湾で初めて有罪判決を受けた検察総長となった。