アメリカと中国大陸の首脳会談を前に、外交部が台湾の立場をアメリカ側に伝えた。アメリカのティラーソン国務長官は先ごろ中国大陸を訪問、中国大陸の指導者、習近平氏と会談した。4月に行われる予定のトランプ大統領と習近平氏との会談への地ならしだとされている。
外交部の王珮玲・報道官は21日、これに注意を払っていると述べたほか、中華民国のアメリカにおける大使館に相当する駐アメリカ代表処に対し、随時状況を把握し、関連部署に最新情報を知らせること、並びに台湾の権益に関わる情勢には直ちに対応するよう指示したことを明らかにした。
王・報道官は、「アメリカと中国大陸の指導層のやり取りは、両岸関係の発展に影響する可能性があるし、わが国の国家利益にも影響を及ぼす。外交部ではこれに関心を払い、アメリカ政府、議会、学術界と密に意思の疎通を図り、我々の基本的な立場、関心を十分に示した。アメリカ側には事前及び事後に我々に報告を行うよう求める」と述べた。
王・報道官はまた、外交部と駐アメリカ代表処は、今回も慣例どおり専門チームを設置し、随時状況を把握し、対応や報告などを行うと明らかにした。
また、WHO(世界保健機関)の年次総会(WHA)へのオブザーバー参加問題について、外交部国際組織司の王良玉・副司長は21日、現時点では案内状が届くかどうかわからないと述べた。王・副司長はそして、WHO事務局とは密に連絡をとっており、出席を希望する意思を伝えていくと述べた。