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国立故宮博物院、新故宮計画推進へ

  • 13 March, 2017
  • Editor
国立故宮博物院、新故宮計画推進へ
故宮、国際交流オフィス設置

国立故宮博物院が、台湾元90億元を投じて「新故宮6ヵ年計画」を推進する。国立故宮博物院の林正儀・院長は13日、立法院での答弁で、国内外市場の拡大を図る、「新故宮運動」の主軸を説明するとともに、具体的な措置として、「新故宮プロジェクト」を提出した。これによると、プロジェクトは国際化と公共化を二大主軸とする、6ヵ年計画で、総工費は台湾元90億6千万元(約日本円332億円)という。

林・院長によると、プロジェクトの内容には、台北市内の故宮博物院エリアの補修、及び南部の分院の設備充実などに必要なハード・ソフトの建設が含まれるほか、台湾の博物館同士の連携を促す組織づくりを進め、これにより、「地域化」と「公共化」、そして「国際化」を強化するという。

具体的には、より多くの人に故宮の文物を鑑賞してもらえるデジタルサービスの充実を図ったり、国際交流の強化や観光資源の統合などにより、故宮ブランドを国内外に広く売り込むことで、台湾のイメージアップ、ひいては新たな観光市場の開拓につなげていくのが狙い。

一方、林・院長はさきごろ、立法院での答弁で、今後、故宮博物院では、東アジアの視点から中華文物を研究していくと発言しており、さらに、7月に予定されている孔子展のネーミングを巡って、一部の報道機関が、故宮博物院から中国色を払拭しようとしていると報道した。この件について林・院長は、「故宮のコレクションは中華文化である。中華文化は台湾文化の一部でもあるので、いわゆる中国色払拭の問題はない」と語り、展覧会のネーミングも、一切この問題とは関係ないと強調した。

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