国家安全局が、韓国によるサードミサイル・システム配備が軍拡競争を激化させる可能性を示唆した。北朝鮮の軍事行動に対抗するため、韓国は米陸軍が開発した弾道弾迎撃ミサイル・システム、THAADミサイル(Terminal High Altitude Area Defense、サードミサイル)システムを配備することを決定し、7日から配備を開始した。サードミサイル・システムは先端技術によるレーダー監視能力を備えるため、中国大陸は警戒を高めている。
与党・民進党の立法委員は9日、答弁に立った国家安全局の彭勝竹・局長に対して、中国大陸では反発がさらに高まるかと質問した。彭・局長は、「中国大陸は韓国に強い不満を示すだろう、その影響で、北東アジア地区の国々における軍備拡張競争がさらに激化するかもしれない。」との見方を示した。
米国は、台湾に対して今回の軍備拡張競争に加わるよう要求したかとの質問に対して彭・国家安全局長は、現時点では関連の情報を受けていないと答えた。