経済部が20日から台湾南部の高雄地区で第一段階の給水制限を実施する方針を明らかにした。この冬、雨が少ないため、経済部水利署は今月1日から台湾北部・新北市の板橋、新荘、林口、同じ北部の桃園市、新竹地区で第一段階の給水制限を実施している。しかし、最近の降雨は北部に集中し、南部ではほとんど雨が降っていないため、政府は水資源の監視・測定をする機関の行政レベルを水利署から省レベルの経済部に引き上げると共に、9日に初めて旱魃対策チーム会議を招集した。席上、20日から高雄市でも第一段階の給水制限を実施する方針が固められた。
水利署の頼建信・署長は会議終了後、報道陣に答え、「中南部の雨量が少なくなり、南部の主要な河川、高屏渓の流量も少なくなっていることから、きょうの会議では、これからの数日、中南部の山間部で高屏渓の流量を増やす、大量な降雨がなければ、20日から高雄地区で第一段階の給水制限を実施する方針が固まった」と明らかにした。
頼・水利署長によると、高雄地区にはダムはなく、その水資源は主に高屏渓に頼っているが、現在、高屏渓の流量は例年同じ時期の平均値毎秒20立方メートルを下回っており、減少傾向にあることから、第一段階の給水制限実施を決定したという。
なお、台湾北部の桃園、新竹、苗栗地区での第一段階の給水制限が奏功し、水不足の問題が少し緩和したもよう。台湾中部は北部と南部に比べて水の供給が比較的安定している。旱魃対策チームは22日に二回目の会議を開催する予定。