台湾経済研究院(台経院)による今年1月の製造業の景気信号は景気の低迷を示す黄色青色信号だった。1月の指数は昨年12月の11.60から0.75ポイント低い10.85だった。景気信号は昨年12月に続いて景気の低迷を示す黄色青色信号で、この信号は4カ月連続。
台湾経済研究院では、国内の製造業に関する数値の多くは経済の成長を保った形だが、輸出受注や生産指数、原材料の輸入の前年比改善幅が昨年の12月より縮小する中、1月は旧正月で実働日数が減り、主な産業が閑散期に入ったことで、需要面での状況が芳しくなかったと分析した。
台湾経済研究院によると、シリコンウェハの受託生産やDRAM、半導体のパッケージングなどの半導体産業が米アップル社のiPhoneに使用するチップの出荷がピークを超えたことの影響を受けた。また、アップル社以外の携帯電話メーカーも新旧機種の端境期にあることから需要が減少に転じた。また、実働日数も少なかったこと、並びに台湾元の米ドルに対する値上がりなどがシリコンウェハの生産や半導体のテストとパッケージング業者の業績に影響した。