文化部の鄭麗君・部長が、中正記念堂の変革案を立法院の次の会期までに送付する考えを示した。
文化部の鄭麗君・部長は28日、1980年の2月28日、当時、政治犯として投獄されていた林義雄・元民進党主席の家族4人が殺傷された事件の追悼ミサに出席したのち、228事件が起きたこの日に、社会各界が相手を思いやる気持ちで、犠牲者を共に悼むよう希望した。鄭・文化部長はそして、関連の記念活動を尊重すると同時に不必要な衝突を避けるため、台北市にある蒋介石・元総統のメモリアルホール、中正記念堂を一日閉館したと説明した。
鄭・文化部長は、中正記念堂は、権威主義時代に統治者を記念するために建設された施設だと指摘、現在は、民主の時代で、その存在には論議があるとして、政府と民間が「移行期の正義」を推進する中で、施設をそうした色合いの無いものにしていけるよう希望した。
鄭・文化部長によると、中正記念堂は中正記念堂管理処組織法により、国家指導者を記念すると定められており、民主の時代になって見直しの必要性が生まれたという。鄭・文化部長はこのため、改正法案を提出することの重要性を強調、中正記念堂の銅像や建築物をどう変革していくか、あるいは変革を終えてから何に使うのかなど、関連の行政措置を改正法案を通して正式に提出したほうが比較的まとまった方法になるとの見方を示した。
鄭・文化部長は、「まず社会で広く討論した後、コンセンサスをまとめ、改正法案を立法院に送りたい。次の会期前までには改正法案を立法院に送りたいと考えている。立法院で各政党が対話を通じて合意し、法改正が実現するよう望む」と述べた。