軍での麻薬問題がクローズアップされている。台湾中部・台中市にある空軍基地で先ごろ、アンフェタミンと見られる麻薬が見つかった上、兵士たちに陽性反応が出ている問題が明らかになった。この陽性反応は麻薬によるものかどうか、現在詳しい検査が進められている。
一方、今度は海軍の中佐の荷物から、麻薬の吸引器と見られる道具が見つかっていたことが明らかになった。この中佐はその後、今月1日に自ら退役申請を行い、海軍は特に問題なく退役を認めた。これに対し、軍内部で身内をかばう動きがあったのではと疑う声が上がっている。海軍艦隊指揮部の関係者は26日、かばったとの疑いを否認した。
立法院外交及び国防委員会の召集委員を務める与党・民進党の王定宇・立法委員は27日午前、報道陣に対し、麻薬は軍の規則違反で軍がこの人物を退役させ、退職金を受け取れるようにしていることは国民が受け入れないと強調、また、中佐という階級は指導をするレベルの幹部だとし、この元中佐から軍内部の麻薬ネットワークを探るべきだと主張した。
そして、3月2日の外交及び国防委員会では国防部の馮世寛・部長に業務報告の他、軍内部での麻薬問題に関する報告も要求する考えを示した。