台湾の航空業界の歴史に新たな1ページが加わった。台湾唯一のLCC(格安航空会社)、タイガーエア台湾では、台湾出身のパイロットを台湾で育成することを目標としてきたが、この度、台湾初の飛行訓練センター「APEX Flight Academy(安捷飛航訓練中心)」に訓練を委託した4人の訓練生が無事修了した。「APEX Flight Academy」は2014年、交通部民用航空局から公的認可を受けた飛行訓練センター。
今回修了した4名に続き、4月末にも訓練を終える訓練生を含めると、12名の台湾出身パイロットが同社の一員となる。タイガーエア台湾の張鴻鐘・董事長は「台湾出身のパイロットを台湾で訓練するという理念だ。タイガーエア台湾は台湾初、そして台湾唯一のLCCだ。我々が台湾の飛行訓練センターを支持することは当然のことだ」と強調した。
「APEX Flight Academy」の高健祐・董事長は、「過去20年余り、台湾では台湾元100億元以上の費用をかけ、パイロットを海外へ派遣し訓練を受けさせていたが、台湾の既存の飛行訓練のリソースについては重視していなかった。その為、当社では、より高い基準、より台湾の航空環境、ニーズに適した訓練センターを作り上げ、台湾出身のパイロットを育成している」と説明した。
「APEX Flight Academy」には現在、100名以上の訓練生がおり、このうち1名は女性だという。また、年齢は25歳から40歳と幅広いが、訓練生の15%は淘汰される。タイガーエア台湾の12名のほか、今年既に2名の学生が、マンダリン航空に合格したという。