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昨年出版の漫画、台湾作品は1割未満

  • 24 February, 2017
  • Editor
昨年出版の漫画、台湾作品は1割未満
台湾漫画は少数派

台湾で出版される漫画のうち、台湾の作品が1割にも満たないことがわかり、文化部が危機感を募らせている。国家図書館はこのほど、昨年の台湾における出版概況を発表した。昨年台湾で新たに出版された書籍は3万8807種で、2015年に比べて910種減った。出版社は51社減少して初めて5000社を割り込んだ。また、出版された書籍のうち25%は日本、米国、イギリス、韓国の書籍の翻訳本で、漫画にいたっては9割が日本からのものだった。

この現状に対し、文化部人文及び出版司の朱瑞皓・司長は、漫画のうち台湾の作品が5%から8%というのは低すぎ、すみやかなサポートが必要との見方を示し、今年は台湾元1億5000万元(日本円約5億4600万円)を投じて、人材の育成と著作権の海外販売、内外の漫画見本市、さらには漫画の基地とでもいえる施設の設置準備を進めると明らかにした。朱・司長は、パワーを集中して台湾オリジナルの漫画の出版と発展を促したいとしている。

なお、昨年の出版物のジャンルは、言語・文学が最も多く、次いで社会科学、応用科学、レジャーや旅行も含む芸術、児童文学の順。出版業界が一般に使用するジャンル分けでは、小説、児童書、文化歴史、芸術、社会科学が主流。興味深いことは、自己啓発のための書籍は出版数こそ多くないものの、年間売り上げランキングでは上位10位のうち4冊が入っていること。また、2015年に異彩を放った、塗り絵の書籍のブームは去った。

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