24日から日本の東京国立博物館で開催される予定の、国立故宮博物院『神品至宝展』のポスターなど一部の宣伝物から、「国立」の二文字が抜けている問題が波紋を広げている。
国立故宮博物院は契約違反として、東京国立博物館にポスターの貼り換えや撤去を要求、日本時間の21日夜11時をタイムリミットとしていたが、台湾のケーブルテレビ、「東森新聞」の報道によると、故宮博物院は向こう2日間の猶予を与え、日本側の努力に期待することにしたもよう。しかし、23日に予定されている開幕レセプションに出席するため、22日に日本に向かうはずだった、馬英九・総統の夫人、周美青・女史は22日の訪日を見合わせることになった。総統府が認めた。
周・女史が訪日した場合、1972年の断交以来、現職総統の夫人が初めて日本を訪れることになり、内外の注目を集めている。
東京国立博物館はポスターなどの製作を、共同開催する日本の複数のメディアによる「応援団」に委託していたもようで、「国立」の抜けているポスターなどは同「応援団」によるもの。総統府は、「国家の尊厳の問題」であり、日本側の対応次第では展示会の中止も辞さないとしている。