ロボット産業を支援するため、国家発展委員会(国発会)がZenboを導入した。国家発展委員会はこのほど、産業の趨勢を把握するとして、台湾のエイスースが開発したロボット、Zenboを中央政府の機関として初めて導入した。
国家発展委員会の龔明鑫・副主任委員は23日、天気予報や音楽、映像の再生、写真撮影、簡単な問答をデモンストレーションして見せ、「使ってみるとZenboは移動が可能なタブレット端末に似ている」との感想を明らかにした。また、Zenboは一部の質問に正確に答えられないとして、開発者たちのプラットフォームを通じて技術が高まるよう期待、それがさらにロボット産業の活発な発展につながることを望んだ。
龔・副主任委員によると、国家発展委員会でZenboは訪問者への対応を行う。国家発展委員会では、Zenboの導入は、職員が人工知能AIや音声認識など新しい産業を理解するのを助け、関連の政策策定を、業者と使用者のニーズにいっそう寄り添ったものにすると期待している。
Zenboを開発したエイスースでは、Zenboの設定は家庭内での介護であり、高齢者や子どもの相手をする他、こうした人たちがZenboを通じて助けを求めることも可能だと説明。また、家電製品のリモコンとしての役割や遠隔操作でのモニタリングなどが行える。現在、流通しているのは168台のみで、1台台湾元2万元(日本円約7万3000円)程度。エイスースでは、今年第3四半期には大量に流通させられるとしており、将来は一般家庭にも売り込んでいけるよう希望している。