行政院農業委員会(農委会)が、鳥インフルエンザに対抗するためアヒルの飼育場での検査を急ぐとしている。台湾ではH5N6型鳥インフルエンザが各地で見つかっていることから、行政院農業委員会は17日から7日間に渡り、台湾全域で家禽類の輸送の禁止及び生きた家禽類を肉にするなどの処理を禁止する措置をとっている。この期間、台湾全域の食肉処理場及び飼育場では、徹底的に調査を行っている。
行政院農業委員会動植物防疫検疫局が21日に発表した最新の統計によると、H5N2型、H5N8型及びH5N6型の病原性の高い鳥インフルエンザは、今年に入ってから34件発生、処分数は22万羽を超えているという。このうち、ヒトに伝染する恐れのあるH5N6型は18件で、処分数は2万羽を超えた。
農業委員会の黄金城・副主任委員は、輸送と処理の禁止措置は、各地域の防疫検疫機関が、感染が確認された施設の半径1キロ以内の全ての施設で検査をするためだが、5日目の21日の時点でまだ多くの自治体でサンプルがとられていないと説明した。そして、黄・副主任委員は、アヒルは感染後の症状が明確でないとして、各防疫検疫機関は台湾全域3000あまりのアヒルの飼育場で少なくとも1度は検査を行うよう希望した。