同性愛の問題を取り扱った台湾のドキュメンタリー映画が、ベルリン国際映画祭でテディ賞を受賞した。第67回ベルリン国際映画祭の受賞作は18日に発表され、台湾の黄恵偵・監督によるドキュメンタリー映画、『日常対話(Small Talk)』が、LGBTなどをテーマとした作品に贈られるテディ賞に選ばれた。
『日常対話』は、コンペティション部門以外の優秀な作品を上映するパノラマ部門で紹介され、テーマが同性愛問題だったためテディ賞の選考対象に。ベルリン国際映画祭のパノラマ部門で、台湾のドキュメンタリー映画が紹介されたのは『日常対話』が初めて。異性愛の娘と同性愛の母親との対話にスポットをあて、母娘が長年にわたる感情的なわだかまりに向き合い、関係を修復していく過程をスクリーンを通してやさしく伝えている。
『日常対話』は昨年、台湾の映画祭、「ゴールデンホース・アワード」でドキュメンタリー部門と編集部門にノミネートされるなど高く評価され、観客の投票によってドキュメンタリー部門の「観客賞」に選ばれていた。