鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐため、家禽類の処理を7日間禁止している。台湾ではH5N6型の鳥インフルエンザが各地で見つかっている。現時点では、5つの県・市にとどまっているが、その範囲は拡大傾向にある。2年前にガチョウがほぼ全滅したような事態を避けるため、行政院農業委員会は17日0時より台湾全域で、7日間、家禽類の輸送を禁止、正午12時から7日間は生きた家禽類を肉にするなどの処理を禁止する措置をとった。
行政院の林全・院長は17日、立法院で報道陣に対し、すべては既定の手続きどおりに進めるので準備不足の問題はないと述べた。林・行政院長は、「鳥インフルエンザの感染防止に向けた初めての会合で、家禽類の処理禁止も話し合った。行政院農業委員会にはそのやり方があり、補償の点でも意思疎通と説明ができるだろう。新たな制度はどうしても不安になったり、わからない部分があったりするだろうから、できる限りコミュニケーションを続けていく」と話した。林・行政院長は、今回のウイルスはヒトへ伝染する恐れがあるので油断はできず、迅速な対応が不可欠だと強調している。
農業委員会動植物防疫検疫局の施泰華・副局長は、家禽類の輸送や処理が止まる7日間で台湾全域を徹底的に調べるとしている。施・副局長は、「各地の防疫検疫機関に対し、最近、感染が見つかった施設のことを進んで報告し、サンプルを検査に送るよう要請した。また、半径1キロ以内の施設でのサンプルも検査する。3キロメートル以内、5キロメートル以内の施設は実地に視察を行う。感染が確認されていない自治体ではまずアヒルのサンプル検査を優先し、半径1キロ、3キロ、5キロといった形で徹底的に調べていく」と話した。