世界最大のEMS(電子機器受託生産サービス)である台湾の鴻海精密工業のインド進出がさらに進展することになり、マハーラーシュトラ州にも工場を建設することが決まったもようだ。
インドのメディア、「The Indian Express」が、マハーラーシュトラ州のファドナビス州知事の話として伝えるところによると、鴻海精密(ホンハイ・プレシジョン・インダストリ)が、2015年8月に同州と調印した投資計画を実施に移すことになったもようだ。この計画によると、鴻海精密は今後5年間に同州に50億米ドルを投じ、電子製品の工場を建設します。14日に同知事と面会した鴻海精密の幹部が、工場開設の実施を再確認したということだ。現在、この投資計画に関する双方の交渉は継続中。
鴻海精密は現在、同州のプネーとコンカンで工場用地を探しているもようで、この工場では携帯電話の部品が生産される予定だ。
鴻海精密はインドへの進出を積極的に進めており、2020年までにインドに10から12の生産拠点を開設することを目指している。また、現地の企業と提携して、インドのオンラインサービス、オンライン通販、再生可能エネルギーなどの市場に参入することも計画している。鴻海精密としては、インドを世界の生産センターと位置付け、それを拠点にしてさらにアフリカ、西アジアなどの新興市場の開拓を進める方針だ。
鴻海精密は現在、インドではすでにアーンドラ・プラデーシュ州のスリーシティ、タミル・ナードゥ州のスリパーアンバッドア、そしてマハーラーシュトラ州のナビムンバイに営業拠点を開設している。
また、ノキアがタミル・ナードゥ州のチェンナイに持っていた旧工場を引き受け、操業を再開することを計画しています。この工場では、輸出向けの携帯電話端末とネットワーク通信設備を生産する計画だ。