蔡英文・総統が、228事件から70年の記念式典で談話を発表する。1947年2月28日に台北市で発生、その後台湾全域に広がった、当時の国民政府軍による一般の人たちに対する流血弾圧事件「228事件」から70年となることから、台湾では様々な活動が行われる。
228事件基金会は13日、228記念碑前広場で2月28日の午後2時に、事件から70年の記念式典を行うと発表した。蔡英文・総統が総統の身分で初めて出席するほか、林全・行政院長、柯文哲・台北市長らも参加する。
228記念会の楊振隆・執行長は、「当日、蔡英文・総統は228事件に関する談話を発表する他、犠牲者に対して花を手向けて敬意を示す。また、幸運にも生き残った3人の被害者に対し、名誉回復証書を手渡す」と説明した。
楊振隆・執行長によると、ここ数年、日本の中央大学の学生がニニ八記念館を参観した際、遺品の中に中央大学の学生帽を見つけたことがきっかけとなり、大学側が調査したところ、当時20数人のOBが被害にあっていたことがわかったという。このため主催者側は今回、記念式典終了後、特別に、中央大学の学長ら訪問団が犠牲者を追悼する時間を設けているという。