陳建仁・副総統が、中国大陸の台湾に対する締め付けは強まるとの見方を示した。陳・副総統は10日にフランスの日刊紙「ラ・クロワ」の独占インタビューに応じ、総統府は14日、その内容を公表した。
北京当局が台湾に対し、具体的な行動で対抗すること、また台湾海峡における軍事衝突の恐れはないかとの質問に対し、陳・副総統は、昨年5月20日に現政権が発足して以来、中国大陸側は「一つの中国」の枠組みの「92年コンセンサス」を引き続き両岸関係発展の前提条件とし、双方の窓口機関などによる対話の一方的な停止、交流の縮小、国際社会における台湾の活動空間の圧縮、並びに台湾海峡周囲で軍事訓練を行うなど、台湾を圧迫してきたと指摘、これらはいずれも両岸が前向きな交流を行っていく上での障害になっていると述べた。陳・副総統はそして、中共はいわゆる第19回全国代表大会まで、権力の安定と外部の変化への対応を重要任務にするとの見方が広がっているとして、このことから台湾に対する締め付けは強まるだろうと述べた。