立法院が、考試院の新たな院長と副院長の人事案に同意した。考試院は、中華民国で公務員試験など公務員の人事を司る機関で、行政、立法、司法、監察と並ぶ五権分立の一つ。
立法院本会議は20日、馬英九・総統が新たな考試院長に伍錦霖氏、副院長に高永光氏を指名した人事案に関する同意権行使を行い、最大野党・民進党及び台湾団結連盟の立法委員が投票を棄権する中、与党・国民党の立法委員が支持したことで、同人事案は立法院の同意を得たことに。
立法院の王金平・院長は、「伍錦霖氏が全立法委員の過半数、高永光氏も過半数を得たことで、立法院は第12代考試院長、副院長に関する人事案に同意する」と宣言した。中華民国憲法の規定では、考試院長と副院長は、総統の指名を受け、立法院の同意を経てから任命される。
伍錦霖氏は1947年生まれで現在66歳、国立政治大学卒業で公共行政学修士。立法委員を経て、2008年に考試院副院長、院長代理も務めた。2011年3月からは総統府の秘書長を務め、2012年には再び考試院副院長となり、このほど考試院長に指名された。