2014年に中国大陸から要人がやってきた際、その通行を妨害した人に対する有罪判決が台湾高等裁判所によって無罪に覆された。2014年3月、立法院では中国大陸との両岸サービス貿易協定がいったん承認され、後に「ひまわり学生運動」と称される、学生たちを中心とした抗議運動が起きた。その年6月26日、中共国務院台湾事務弁公室の張志軍・主任が来台、台湾北部・新北市の朱立倫・市長との会談のため新北市の烏来に向かったところ、「ひまわり学生運動」に参加した男性たちが、鎖で自分の体をガードレールとガードレールの間に結びつけ、張氏の通行を妨害した。
検察官は「強制罪」、「公衆の通行の安全妨害罪」で8人を起訴、一審判決は「強制罪」で有罪と判断。しかし、動機は公共の利益を考慮した善良なもので、個人の利益と関係なく、妨害も20分間にすぎなかったとして刑罰は与えないと決定した。被告側はこれに控訴していたが、台湾高等裁判所は9日、強制罪と公共の危険罪の起訴内容について無罪と判断、強制罪は上告不可能とした。