新南向政策の対象国が「一つの中国」を支持したことに対し、外交部は相互の友好関係に期待する立場を示した。
中華民国政府が推進する「新南向政策」の対象国の一つである、カンボジアのフン・セン首相は先ごろ、中国大陸の主権を守るために、いわゆる「一つの中国」を支持するとして、カンボジア国内で中華民国旗を掲げることを全面的に禁止した。
外交部の王珮玲・報道官は7日、カンボジア首相にはその背景と考慮があるとした上で、「我が国はアジア太平洋の和平安定が守られるために尽力しており、地域内の各国と、互いに利益のある友好的な協力関係を築きたいと考えている。カンボジア首相の最近の発言についてはコメントは避ける」と述べた。
カンボジアに進出している台湾企業の権益をいかにして保護するかについて、王・報道官は、カンボジアには代表処を設置しておらず、ベトナム・ホーチミンの弁事処が兼務する形となっているが、同弁事処の職員はカンボジア台湾企業協会や、現地で暮らす台湾の人々と密に連絡をとっていると説明した。