衛生福利部疾病管制署が4日、海外でH7N9型のインフルエンザに感染して台湾に戻った患者を確認したと発表した。H7N9型は鳥インフルエンザ。中華民国籍の69歳の男性で、中国大陸・広東省で発病、台湾に戻って病院で診察を受けた。この男性は発熱の他、せきに痰があり、あえぎなどの症状があり、H7N9型のインフルエンザ検査で陽性が確認された。現在も治療中だという。
疾病管制署によると、今年に入ってからでは初めてのH7N9型感染者で、2013年4月以降では5人目。これら5人はすべて中国大陸で感染したものと見られているが、これまでの4人は江蘇省からの帰った人で、広東省からは初めて。
今回感染が確認された男性は広東省に滞在していたが、鳥類や類似した患者と接触したことはないという。1月23日に広東省で発病、25日に台湾に戻り、26日に診察を受けた。「新型のA型インフルエンザの疑い」と疾病管制署に報告されたが、検査ではいずれも陰性だった。男性は29日に発熱、せきに痰があるなどの症状で再び受診、肺炎を疑われて集中治療室に入院し、その後の検査でH7N9型と確認されたということ。疾病管制署は、中国大陸はH7N9型インフルエンザが広がっており、現地で展開する台湾企業の関係者やこれから中国大陸に向かう人たちは警戒するよう呼びかけた。