台湾電力が自社で直接天然ガスを買い付けると宣言、受け入れ基地の建設を検討する。台湾電力の朱文成・董事長は2日、旧正月明けの初顔合わせの挨拶で、台湾電力が克服すべき三つの問題に言及した。それはまず、今年の電力供給が昨年以上に厳しくなるだろうこと、第二に新たな発電装置の天然ガスに対する需要を考慮、各部署を跨いだ専門チームを組織し、自社での天然ガス買い付けを実現すること。そして、電力事業が自由化に向かう中、台湾電力がどこに向かうのか、の三つの問題。
朱・董事長はまた、報道陣に対し、基隆協和発電所はもはや石油や石炭で発電することはできず、天然ガスに頼らなければならないが、周辺ではガスの輸送が難しいと説明すると共に、台中発電所と苗栗通霄発電所の4号機から6号機も将来の更新後は天然ガスが必要になると指摘、規模的なメリットのためにも自社で天然ガスを調達する考えを示した。基隆協和発電所と台中発電所の近くに天然ガスの受け取り基地を建設する予定で2025年までの完成を目指すという。
台湾電力は現在、台湾中油公司から天然ガスを購入しているが、将来的には海外の天然ガスを直接買い付けることになるもよう。