外交部が、アメリカの入国審査プログラム「グローバルエントリー(Global Entry、GE)」の早期のシステム統合に期待した。
中華民国台湾とアメリカは昨年4月、「台湾とアメリカによる国際旅行者拡大協力イニシアチブ共同声明」に署名した。これにより、台湾はイギリス、ドイツ、オランダ、パナマ、韓国、メキシコに続き、世界で七番目に、アメリカの入国審査プログラムに加わった国になった。
外交部はその後の進度について、昨年9月、アメリカの国土安全保障省が職員を台湾に派遣して、空港と自動通関検査システム(e-gate)の施設を視察し、改善点を指摘した他、総合的なアドバイスを行ったと明らかにした。政府は今後、いくらかの技術的なレベルの問題を迅速に解決するという。
外交部北米司の徐佑典・副司長は、「政府の関連部署、内政部移民署や空港などではすでに調整中だ。できるだけ早くグローバルエントリーのハードシステムを完成させ、必要とする人たちが恩恵を受けられるようにしたい」と述べた。
「グローバルエントリー」はアメリカ・国土安全保障省による事前審査プログラムで、低リスク旅行者のアメリカ入国をスピードアップする計画。台湾とアメリカのシステム統合後、台湾の渡航者は、アメリカの「グローバル・オンライン登録システム」を通じて入国申請を行い、そして100米ドルの申請費用を支払い、双方の安全確認手続きが完了し、面接にパスすれば有効期限5年の会員になれるという。
「グローバルエントリー」に加わった人はアメリカに入国する際、長時間並ぶ必要がなくなり、度々アメリカを訪れる人たちにとっては利便性が高まるという。また、「グローバルエントリー」の会員であるアメリカの公民も、台湾を訪れる際には、互恵の原則に基づき、台湾の空港の自動通関検査システム(e-gate)を利用できるという。