米アカデミー賞受賞監督のマーティン・スコセッシ監督が20日、ほぼ全編を台湾で撮影した新作『沈黙-サイレンス-』の発表記者会見を台湾北部・台北市で開き、台湾の豊かな自然が無ければ完成させることは出来ず、この作品は台湾と連結していると述べた。
同作品は台湾の台湾北部・台北市の陽明山、北投、同北部・新北氏の平渓、金瓜石、貢寮、萬里、三芝、東部の花蓮県牛山などでロケを敢行した。準備作業を含めると8カ月間にわたってスタッフやキャス750人トが滞在、台湾からも350人を超えるスタッフと3000人以上のエキストラが撮影に参加した。
スコセッシ監督は、「完成した作品を台湾の人たちに見せられることがうれしい。30年以上構想を練ってきたが、台湾のすべての人の協力と、これほど豊かな自然の資産が無ければ、この作品を完成させることは出来なかった。だからこの作品は台湾としっかりと連結している」と話した。
スコセッシ監督は報道陣に対し、「台湾の自然な景色は草の色から石の形、海岸の線まで物語にあふれている。そこに人を立たせさえすれば、画面が語り始めるんだ」と台湾の美しい景色を絶賛した。
『沈黙-サイレンス-』は日本の遠藤周作さんの作品が原作。17世紀の日本が舞台で、日本の著名な俳優も多く出演した。江戸時代の日本を台湾ロケで再現するというユニークなスタイルがとられた。