蔡英文・総統が中米4カ国歴訪の旅から帰国、堅実な外交で従来の一方的な援助を調整する考えを強調した。蔡・総統は7日に出発、ホンジュラス、ニカラグア、グアテマラ、エルサルバドルの4カ国を歴訪し、15日夜10時過ぎに帰国した。往路では米ヒューストンに、帰路では米サンフランシスコに立ち寄った。
蔡・総統は帰国すると空港で談話を発表、代表団ら関係者の努力に感謝すると共に、外遊の成果を説明した。蔡・総統は、出発前に立てた二つの目標の一つは友好国との関係を強化し、台湾を世界に歩みださせることで、それに向けて訪問先では4人の国家元首と会談し、立ち寄った米国でも企業を表敬訪問したり、米国側の要人と対面したりしたと説明。
またもう一つの目的は友好国との協力計画の深化だとし、蔡・総統は、代表団は中米諸国がもはや混乱から抜け出した姿と、繁栄と発展に向けての潜在力を目の当たりにしており、こうした観察が今後の政府による、より強化された「堅実外交、互恵互助」の協力計画の重要な参考になるとの見方を示した。
蔡・総統はそして、今回の外遊を経て、今後の外交に二つの方針を示したと述べた。それはまず、堅実外交でこれまでの一方的な援助を改め、二者間の対話並びに互恵互助の方法を採用することで、友好国から賛同を得たという。これによって今後の協力計画が縮小されるわけではなく、効率を高め、ウィンウィンの機会をさらに多く生み出すと言う。
もう一つは、今後の協力計画では産業と市場の発展を合わせて考慮し、台湾の産業の世界展開に結びつけること。蔡・総統は、中米は潜在力に満ちており、政府は専門家を送り込んで、より詳細に視察を行うとした。