ドナルド・トランプ氏のアメリカ大統領就任式典は1月20日に行われる。蔡英文・総統は13日、訪問中のエルサルバドルで、記者団との朝食会を行った。蔡・総統は、トランプ氏と電話会談を行って以来、台湾が、アメリカと中国大陸の交渉カードとなると憂慮する声が高まっていることについて、「総合的な国力からいえば、台湾は決して小さな国とはいえない。一定の実力をもち、また周辺国・地域及び友好国との関係を処理する能力をもっている」と述べ、こうした見方を否定した。
蔡・総統はそして、最も重要な原則は台湾の利益と民意だと強調、対外関係を処理する際、内部で分裂することは望まないと述べ、国内でしっかりと意思の疎通を図ることで、より大きな力を発揮できると述べた。
蔡・総統は、台湾は経済、貿易あるいは国防、国際協力などの議題において、全ての国・地域と協力する準備があるとして、新南向政策はその一例だと述べ、仮に中国大陸側が希望するならば、台湾側も協力について検討する可能性はあると述べた。蔡・総統はさらに、地域の問題や世界全体の議題において、皆の共同の利益をみつけだすことができる場合、あるいは国際社会にとって喫緊の課題において貢献できる場合に、台湾は進んで協力すると強調した。