蔡英文・総統は7日、中米に位置する友好国4カ国(ホンジュラス、ニカラグア、グアテマラ、エルサルバドル)歴訪に出発した。なお、往路、復路ではいずれもアメリカでトランジットを行う。
蔡・総統はさきごろ、アメリカのトランプ次期大統領との電話会談を行ったことから、蔡・総統が今回トランジットの際、トランプ大統領の政権移行チームと接触、ないし電話会談を行うのかどうかが注目されている。これに対し総統府は、トランジットで立ち寄る二ヶ所ともに、華僑同胞とのパーティーが予定されているほか、ヒューストンではハイテク産業、サンフランシスコでは革新的産業分野への訪問を予定していると答えたのみで、詳細なスケジュールについては語らなかった。
蔡・総統は先ごろ台湾メディアに対し、トランジットはトランジットに過ぎないと述べたほか、外交部は、蔡・総統のアメリカにおけるトランジットは「快適、安全、利便性、尊厳」という四原則を堅持するものだと強調した。
総統府の計画によると、蔡・総統一行は、現地時間8日午後、専用機でホンジュラスのSoto Cano空軍基地に到着、同国のリカルド・アントニオ・アルバレス・アリアス副大統領と会談、台湾との協力で進められた「一自治体一特産」計画の成果展を参観後、華僑代表を招き会食を行う。9日には同国のフアン・オルランド・エルナンデス・アルバラード大統領との会談をした後、9日夕方にはニカラグアに到着、現時点で、9日夜間のスケジュールは明らかにされていないが、同国のダニエル・オルテガ大統領との会談を行う可能性が高いという。10日午前、蔡・総統は台湾ニカラグア企業商会の朝食会に出席後、台湾企業を訪問、夕方からは今回の外遊の目的であるオルテガ大統領の就任式典に出席する。11日午前、蔡・総統一行はグアテマラに到着、同国のジミー・モラレス大統領と会談、記者会見を行う。そして、翌12日夜にエルサルバドル到着、13日には同国のサルバドール・サンチェス・セレン大統領と会談、午後には中米統合機構の事務局を訪れる。そして、同日夜専用機でエルサルバドルを出発、サンフランシスコでトランジットをした後、台湾時間15日深夜、帰国の途につく。