国防部が、中共の空母の動向はすべて掌握していると強調した。中共人民解放軍の航空母艦「遼寧号」は現在、海南島で訓練を行っており、蔡英文・総統が7日から外遊に出かけている間に、台湾海峡を北上して、初めて台湾本島を一周する訓練を行うとの噂がある。
これに対し、国防部の陳中吉・報道官は5日、「遼寧号」の動向に国軍は万全の備えを行っており、総統府との連絡も問題ないとし、国民に心配しないよう呼びかけた。陳・報道官は、「動向の掌握から対応まで、セットになった、行き届いた作業手順がある。このためどのような状況となろうが、国軍は万全の準備を整えていると国民に伝えたい」と話した。
また、国防部情報室合同情報研究センターの王紹華・主任は、「『遼寧号』は2014年にすでに一度行っている。それがあったからこそ我々は完璧な対処ができる。2014年の時には戦闘機はなく、特定の海域での訓練にすぎなかった。今回は海域をまたぐ訓練になっており、基本的に我々はそのすべてを掌握している」と話した。
なお、「遼寧号」の戦力について王紹華・主任は、まだ戦力を形成中で、米国の航空母艦のような力があるかどうかを判断するには今後の観察が必要だとしている。一部の情報では、国軍は数百発のミサイルの照準を「遼寧号」に合わせているとのこと。