蔡英文・総統の米国でのトランジットでは安全性と尊厳などの原則が守られる。蔡英文・総統は7日に中米4カ国歴訪に出発する。往路では米国東部のヒューストン、帰路には同西部のサンフランシスコでトランジットする。
外交部北米司の徐佑典・副司長は、5日の定例記者会見で、米国との交流のモデルに従い、トランジットに関する詳しい内容は公表できないとしながらも、「快適性、安全性、利便性、尊厳」の原則は堅持したものになると述べた。
徐・副司長は、これらは米国が中華民国台湾の指導層を対象に定めている原則で、中国大陸側からの抗議や圧力が繰り返されても米国政府の立場は変わっていないと述べた。徐・副司長は、「安全性はもちろん最重要だ。快適性は、給油してただちに米国を離れよというのではなく、訪問団のメンバーがしっかり休めるようにすることだ。利便性は中米に向かう際、どこを経由すれば便利かを考慮すること。尊厳については、メンバーがトランジットする際に受ける対応で、我々が尊重されていないと感じないようにすることだ」と話した。
蔡英文・総統の今回の米国におけるトランジットは、米国のトランプ次期大統領就任直前でもあることから、トランプ氏による新政権の関係者と蔡・総統が何らかの接触を行うかどうかが注目されている。