昨年の消費者物価指数(CPI)上昇率が過去4年で最大となった。行政院主計総処は5日、昨年12月の消費者物価指数を発表、12月のCPIは11月に比べて1%下がった。主な原因は、天気が安定していたこと、冬野菜が豊作で、高止まりしていた価格が大きく下がったことなど。また、衣料品の一部が年末のセールで安売りされたことも影響した。
しかし、12月の消費者物価指数は前年同月比では1.7%の上昇だった。これは野菜価格が前年比では10%以上高いことに加え、ガソリン価格などが徐々に反発していることなどが原因。
昨年通年での消費者物価指数上昇率は1.4%で、過去4年で上昇率は最大だった。品目別では食品類が前年比で5.24%の上昇と、過去8年で最大の上昇率となった。特に野菜と果物の値上がりが激しかった。
主計総処によると、野菜や果物、エネルギー価格を除いたコア指数は0.84%の上昇にとどまっており、物価全体から見ればかなり安定している状態。しかし、食品類の上昇率が大きいことから、低所得家庭や購入頻度の高い家庭は影響を受け、一般の人たちも物価上昇への警戒感が強いだろうと分析した。
また、先行指数である卸売物価指数は昨年12月、前年同月比で1.41%上昇。前年比で上昇するのは27ヶ月ぶり。しかし、年間を通した指数は前年比で3.01%低下しており、5年連続の前年割れとなった。