タイワニーズオペラと呼ばれる伝統的な演劇の歌仔戯(ゴアヒ)界のスーパースターで「ゴアヒの皇帝」と呼ばれる楊麗花さんがテレビでのゴアヒに復帰する。楊麗花さんが主演したゴアヒは、数多くの人がその成長過程で見てきたものだが、楊さんは10数年前から半引退状態となり、2012年に台湾北部・台北市にある多目的体育館・台北アリーナでの公演で久しぶりにファンたちの前に姿を現した。その楊さんが28日に記者会見を開き、テレビでのゴアヒに復帰すると宣言した。
楊さんは、すでに自分の会社を設立しており、まずはテレビ番組としてのゴアヒ、『忠孝節儀(忠孝の贈り物)』を製作すると説明、自らもゲスト出演すると明らかにした。楊さんは、ゴアヒは真の台湾文化だとして継承の必要性を指摘し、自ら番組制作に乗り出す決意を強調した。
楊さんのテレビでのゴアヒ復活をサポートするため、後継者である陳亜蘭さんも一連のプロジェクトに参加する。このプロジェクトでは、『自分こそ楊麗花』というタイトルでのゴアヒのオーディションを台湾全域で行い、より多くの後継者を発掘、ゴアヒに新たな活力を注入する。オーディションで評価されれば、『忠孝の贈り物』に出演するチャンスもある。『忠孝の贈り物』の脚本はほぼ完成、来年クランクインして、まず台湾テレビで放送する計画。
大スターの復帰宣言とあって29日の記者会見には、文化部の鄭麗君・部長をはじめ、各テレビ局の代表が顔をそろえて楊さんの復帰とゴアヒの復活に期待した。