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バナナ科技園発足、「新南向政策」へ

  • 23 December, 2016
  • Editor
バナナ科技園発足、「新南向政策」へ
バナナサイエンスパーク

バナナサイエンスパーク(バナナ科技園)が台湾のバナナで「新南向政策」を実践する。台湾のバナナはかつて輸出の代表的なフルーツだったが、近年はフィリピン産のバナナに日本の市場を奪われたことなどから、徐々に風味とパッケージを強化して台湾内部で販売する方向にの転じている。

また、台風被害により、今年は特に価格が上昇。最近の卸値はキロ当たり台湾元70元(日本円約253円)あまりとなり、7月上旬の今年の安値の2.6倍近くとなっている。

バナナの品種、害虫対策などで数十年の研究を重ねてきた台湾バナナ研究所は24日、行政院農業委員会の補助を得て、バナナサイエンスパークを台湾最南端の屏東県に発足させる。台湾バナナ研究所によると、今年は台風の影響で不作だったため、台湾バナナは台湾でも珍しい商品になっているが、こうした状況では利益を上げられる農家が限られ、多くのバナナ農家は売りたくてもバナナがない状態だという。このため現在は、バナナ栽培の再開を加速し、来年春のバナナを市場に供給するしかない。

バナナ研究所はそしてこのほど、政府が東南アジアや南アジアの国々との関係強化を目指す「新南向政策」にあわせ、バナナサイエンスパークを立ち上げ、台湾バナナの魅力を内外の観光客に伝えていく他、病気に強い台湾バナナの苗を海外に強く売り込んでいくことにした。

統計によれば、台湾バナナの輸出は今年2000トン以下にとどまり、近年の4、5000トンを大きく下回る。1970年代にはかつて60万トン輸出したこともあるといい、ビジネスの転換が求められている。

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