台湾の炭素鋼管がカナダから不当にダンピング課税を受け、台湾がWTO世界貿易機関に向けて行っていた訴訟で、WTOが台湾の立場を支持する一審判決を下した。
行政院経済貿易交渉オフィスは23日、この判決レポートは22日に正式にWTOの会員国・地域に送られており、カナダの不当な行いを明確に指摘していると説明した。また判決ではカナダ国内での法規自体がWTOの規範に違反している点があるとして改善を求めたということ。
交渉オフィスによれば、近年、台湾の鉄鋼製品輸出は平均で年間約4500億元で、そのうちカナダ向けは約100億元。交渉オフィスでは、カナダの不当なダンピング課税は台湾の鉄鋼産業にマイナスの大きな影響を与えており、台湾企業の権益を積極的に守ると共に、外国政府の不公平なやり方を効果的に防ぐため、政府は訴訟を進めていたと説明した。カナダが上訴しない限り、来年の中ごろには判決が確定するという。