都市部と地方の格差を縮めるため、国家発展委員会(国発会)が、台湾全域での軌道交通網の建設を計画中だと明らかにした。国家発展委員会の陳添枝・主任委員と経済部の李世光・部長は22日、立法院経済委員会で国内での投資の促進、ビジネス誘致など、景気振興策についての報告を行った。
政府による重大建設の推進で内需を刺激する策について一部の立法委員は、高速鉄道環状線を建設することで、台湾中南部・嘉義県と南部の屏東県などに整った交通網を整備し、経済的な発展を促すことの実現可能性を検討するよう提案。
これに対し、国家発展委員会の陳・主任委員は、行政院はすでに台湾全域での軌道交通網の建設計画に着手していると明らかにし、立法委員らの意見もそれに盛り込んでいく考えを示した。
立法委員が計画決定の時期についてたずねたのに対し、陳・主任委員は、国家的な交通計画であり向こう30年に及ぶ重要な建設なので、ある程度時間がかかるとし、早期の発表には慎重な姿勢を示した。しかし、陳・主任委員は、これによって都市部と地方の格差を縮め、産業、人の生活、国土としてのスペースを適切に配置したいと希望した。