中華経済研究院が来年の経済成長率予測値を1.73%に下方修正した。
中華経済研究院(中経院)は20日、最新の経済成長率予測を発表した。今年の経済成長率予測値は前回の予測より0.26ポイント高い、1.29%に上方修正したが、来年の経済成長率については前回より0.08ポイント低い、1.73%に下方修正した。
中華経済研究院の呉中書・院長は、来年の経済成長率の下方修正について「来年については、不確定要素が非常に多い。例えば、トランプ次期大統領の政策方針、中国大陸やユーロエリアの経済成長の鈍化などだ。こうした理由から来年の景気はわずかに上向く程度だと判断、1.73ポイントと予測した」と述べた。
呉・院長は、製造業は、来年の輸出は今年に比べて増加すると楽観的な見方を示した一方、不動産業、レジャー産業、観光業など非製造業は振るわないとして、内需の成長には限りがあると指摘した。
呉・院長はさらに、来年は欧州のドイツ、フランス、オランダ、アジアでは香港、シンガポール、韓国で選挙が行われるほか、貿易の保護主義の流れが再び巻き起こりつつあるとして、これらはいずれも台湾経済に影響を及ぼすと指摘した。