蔡英文・総統が1月7日から中央アメリカの国交樹立国4カ国を訪問する。
外交部は20日、蔡・総統が1月7日から15日にかけて代表団を率い、中央アメリカにおける中華民国台湾の国交樹立国、ニカラグア、ホンジュラス、グアテマラ、エルサルバドルの4カ国を訪問することを明らかにした。今回の外遊の主な目的は、ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領の就任式典への出席で、同国訪問に合わせ、近隣のホンジュラス、グアテマラ、エルサルバドルの3カ国も訪問するという。
蔡・総統は1月7日午前に出発、8日午後にホンジュラスに到着、翌9日にニカラグアを訪れ、オルテガ大統領の就任式典などのセレモニーに出席する。11日にグアテマラ、12日にはエルサルバドルを訪問、13日に帰路につき、15日夜、台湾に戻る予定となっているという。
外交部の侯清山・次長はこの外遊の目的について「蔡・総統は今回の外遊で各国の国家元首との旧交を温めることで、中南米の各国交樹立国との友好関係を深める予定だ。また、我が国と中米統合機構(SICA)との多方面における協力の成果を確かめるほか、各友好国との間の経済、貿易交流と協力を強化、政府の『堅実的な外交』の理念を推進していくことにある」と説明した。
計画によると、蔡・総統は外遊期間中、各国で華僑同胞や在外公館職員との交流会に出席するほか、ホンジュラスでは、台湾との協力で進められた「一自治体一特産」計画の成果展を、ニカラグアでは台湾企業が投資した縫製工場を訪問する予定となっているという。また、グアテマラでは、同国からの提案により、世界遺産、アンティグア・グアテマラを訪れ、エルサルバドルでは、台湾の関係者の、現地のコーヒー産業に対する理解を深めるため、生産施設を参観するという。
なお、アメリカでトランジットするかどうか、またトランジットした場合、どの都市になるかについて、侯・次長は「現在検討中だ、来週にも説明する」と述べるに留まった。