台湾の郵便局、中華郵政が16日、キャッシュカードなしでATM(現金自動預け払い機)で現金を引き出せるサービスを始めた。スマートフォンを通じて現金の受け取り番号を取得すれば、直接ATMから現金を引き出すことが可能。
利用するにはまずスマートフォンに「e動郵局」アプリをダウンロードし、郵便局のカウンター、もしくはキャッシュカードでネットATMのウェブサイトからATMカード不要の現金引き出しサービスを申請する。この手続きを終えれば、スマートフォンで「e動郵局」アプリで現金受け取り番号の予約を選択し、金額を決めて番号を取得すれば、その番号と、現金引き出しサービスのパスワードを入力することでATMから現金を引き出すことができる。現金受け取り番号はショートメッセージの方式でスマートフォンに伝えられるが、それから15分間以内に現金を引き出さなければ失効する。
中華郵政は現在、台湾全域で3200台を超えるATMを設置しており、いずれもこのサービスに対応する。将来は他の金融機関による同様のサービスにも対応できるようにする予定。