台湾は2011年から福島第一原発の放射能漏れ事故の影響を受ける恐れのある福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県の五つの県で生産された食品の輸入を禁じている。
衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署は12日から、日本の食品に対する検査を強化、納豆や即席ラーメンなど複数の調味料が入っている商品を開封して検査するほか、初めて輸入される食品についてもロット毎に検査を行っている。過去2日間、日本の食品244ロットを検査、そのうち、神奈川県産の納豆の「たれ」が千葉県産、「からし」が茨城県産であった。
食品薬物管理署北エリア管理センターの邱秀儀・主任は「納豆についていた『たれ』の生産地は我々が輸入を禁止している5県のものだった。水際検査で発見されたため、全ての商品はこのまま返品、または廃棄しなければならない」と説明した。食品薬物管理署では、同じ商品がすでに市場で流通しているかどうか調査を行っているとしている。
邱・主任は「輸入禁止のものだと確認された場合には法律違反となる。売り場からの撤去のほか、廃棄処分としなければならない。輸入許可も取り消しとなり、申請に事実と異なる部分があった点については台湾元3万元から300万元(日本円約11万円から1088万円)の罰金処分となる」と説明した。