外交部が、中華民国台湾の国交樹立国と、中国大陸が外交関係を結ぼうとしているという見方について、短期間においてはないとの見方を示した。
外交部の李大維・部長は14日、財団法人両岸交流遠景基金会が主催した「台湾アメリカ日本及びアジア太平洋地域パートナーシップ安全保障対話シンポジウム」に出席した。李・部長は、メディアの取材に対し、中華民国台湾とアメリカの関係は両国が断交した1979年から現在まで、落ち着いた関係にあると指摘、こうした安定的な関係はアメリカにとって資産といえると考えており、トランプ氏の大統領就任後も、双方はこうした協力関係を続けていくことを希望すると述べた。
トランプ氏が、いわゆる「一つの中国」政策に疑問を呈したことが大きな波紋を呼んでおり、さらには中国大陸が、中華民国の国交樹立国と、外交関係を結ぶ可能性まで指摘されている。李・部長はこれに対し、「こうしたプレッシャーはこれまでにも存在した。短期間内においては大きな変化は生じないだろうと考えている。ただ、在外の22の大使館は、十分にそうした点を注意をし、警戒を高めている」と述べた。