中共の軍用機の動きを積極的に公表していることについて、国防部が、国民に脅威を意識させるためと説明した。中共人民解放軍はこのほど、軍用機の編隊で台湾の南北の空から西太平洋に向かい、台湾の防衛識別圏の外側を周回する訓練を行った。一部で戦闘機も参加。国防部は領空の安全を常に監視しているが、先ごろ中共のこうした動きを自主的に公表したことが注目を集めた。
これについて国防部の馮世寛・部長は12日、報道陣に対し、公表した原因はまず、国軍が絶えず進歩していることを示すため、そして、国民に台湾には今なお敵による脅威があることを知らしめるためだと説明した。
馮・国防部長は、「人々には知る権利がある。中共のこうした動きには間違いなく政治的な狙いがある。これまで国防部は人々の幸福な暮らしを守る責任を負ってきた。今回中共の動きを我々が公表してから、日本も重ねてこうした動きを指摘している。これは我々が国民にこうした脅威があると知らせなければいけないことを示している。国を守ろうと入隊を希望する人も増えるのではないかと期待している」と話した。